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8月のご挨拶 ~仕事の仕方は、千差万別
篠原工業より、8月、葉月のご挨拶を申し上げます。
猛暑なのか、冷夏なのか、エルニーニョ現象の話題などがあり、どちらとも分からない夏も後半戦となりましたが、ちょうど真ん中くらいの夏でしょうか。当社の長期休暇中には、今までにない台風の動きの影響もあり、涼しい日が続きました。
ただ、社会経済と一緒で、気候も安定しないと、多くの迷いが出ます。例えば着る服、風呂の温度、エアコンの設定、皆さん苦労されているのでは、ないでしょうか。
さて、製造業界は、低迷とはいえないものの、好況とはいえない、これも中途半端な時間を過ごしております。先日SNSで中国の生産についてのニュースを論じていたので、これを共有します。
【噂を直撃】中国車の開発が2~3年と日米欧より2年早い理由は3交代24時間労働? BYD開発陣が語る意外な真相とは
少し記事を抜き出すと
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かつては日本の部品メーカーでも働いたことがあるという中国人のBYDスタッフによると、その理由は「決断が早いから」とのこと。
「検討を重ねてベストを探るというよりは『サッと決めてまずやってみよう』『困ったときは軌道修正すればいい』という文化ですね。
日本の会社みたいに『検討するかどうかを検討する』『会議の内容を持ち帰って検討し、数日後にまた会議で決める』なんてことはないんです。」なるほど。
つまり開発期間が短いのは「商品を企画したり仕様を決めるために要する時間が短いから」とのこと。「検討を重ねたり、話が右へ行ったり左へ行ったり、そしてまた元に戻ったりしないでどんどん決めていく」のだそうです。
いっぽうで「設計や試験にかける時間は日本の自動車メーカーと大きく変わらないでしょう。
そこはどうしても時間がかかるし、品質や性能にも関わるので短くするわけにはいきませんからね」と言います。
(前後略)
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この仕事のやり方については、否定も肯定もしませんが、現実的に中国が物理時間的に早いものづくりをしている状態は、事実でしょう。そういえば、いつも海外視察をした方に言われるのは、向こうの設備は最新ですごくて、日本は何世代も遅れている…という話。仕事の仕方+αで、そういった投資効果もあるかもしれません。
ただ、当社は思います。ここまできたら、もはや同じ土俵で比べてはいけないと。
日本の慎重さや丁寧さが評価される場面もあるでしょう。予算などの都合から、すぐに動けない事情もあるでしょう。
でも日本の景気が良くなったら、多分、各判断のスピードは上がると、当社は思います。好景気の時代、日本は沢山の製品を世に送り出しました。早い時代はあったのですから、またそれが来る可能性もあると考えるのが、自然でしょう。
また、最新の機械だから、最高の品物が出来るというわけでもないでしょう。例えば最近、最新型の車はセンサーだらけで乗りにくい、何世代か前の車のほうが良い という話も聞きます。最新化はAI化だ、自動化だ、と勘違いしている人たちが多いのではないでしょうか。昔の設計でも、人のニュアンスが伝えやすくて使いやすい【普遍的】な道具も、あるのではないでしょうか。文房具のハサミやカッター、鉛筆なども、その代表例かもしれません。
海外のものづくりと、日本のものづくりを比べる情報は、基本的に数値化できるもの、比較できるものです。時間とか人件費とか、金額など。8割がたはそれで良いと思うし、私たちも参考にしています。でも、製造とは数値以外の要素もあるし、一律、同一方向ではないということも、ぜひ世の中の価値観として在ってほしいと思います。
さて、日本は国防や、経済安全保障の観点から、国内ものづくりについても、再建に向けて、少しずつ動き出していると聞いております。当社がどう関わるか、関われるか、それはまだ未来のことで分かりませんが、会社の存続する限り、いまある条件を俯瞰して、できるベストを尽くしたいと思っております。
来月は当社の決算月となりますが、今取り組んでいる企画など、皆さんにご紹介できることがいっぱいあればと思います。
東京、八王子の小さな町工場は、本日も元気に稼働しております。金型、プレス加工、脱脂、そして金属加工にかかわる色々な悩みのことは、当社まで気軽にご相談ください。 ご連絡をお待ちしております!!