2025/03/31
3月のご挨拶 ~たよりのないのは・・・
2025/02/19
2月のご挨拶 ~すべてはつながっている
2025/02/07
臨時休業のお知らせ
2025/01/06
1月のご挨拶 謹賀新年 巳年のスタート
2024/12/10
12月のご挨拶 ~1年を振り返って
2024/12/04
年末年始休業の御知らせ
2024/11/21
11月のご挨拶  世界平和と景気展望
2024/10/22
10月のご挨拶 
2024/09/25
メタルカード 新サイズのご案内
2024/09/01
9月のご挨拶 ~災害対策には、製造業
2024/08/30
臨時休業のお知らせ
2024/08/10
お盆休み休暇の変更について
2024/07/16
7月のご挨拶 ~世界の混乱、日本の未来
2024/07/16
夏季休業(8月)のご案内
2024/06/12
6月のご挨拶 ~金型保管の在り方について
2024/05/29
5月のご挨拶 ~声を出す 中小町工場
2024/04/23
GW休暇の御知らせ
2024/03/27
メディア掲載のお知らせ ~鉄鋼新聞3月26日号
2024/03/01
3月のご挨拶 ~株価絶好調、でも実業は?~
2024/02/07
2月のご挨拶 【たま未来産業フェア】のご報告
2024/01/05
1月のご挨拶 ~日常を過ごす
2023/12/26
年末年始休暇のお知らせ
2023/12/11
12月のご挨拶 プレス技術 12月号の巻頭インタビューによせて
2023/11/30
2024/1/26~27 たま未来産業フェア 出展します。
2023/10/10
2023/10/25~26 新技術創出交流会2023 出展
2023/10/02
メタルカード技術交流 鹿屋工業高校
2023/09/05
9月 公休日のお知らせ
2023/09/01
9月のご挨拶 国内回帰を早めるにはどうすればよいか?
2023/08/04
8月のご挨拶 廃業金型請負=リバースエンジアリング?
2023/07/31
夏季休業の御知らせ
2023/06/23
6月のご挨拶 既成のルートに囚われない仕事を
2023/05/17
5月のご挨拶 篠原工業の商品開発とは
2023/04/27
ゴールデンウィーク休暇のお知らせ
2023/04/18
4月18日 創立66周年のご報告
2023/04/03
4月のご挨拶 メタルカードが売れました!
2023/03/01
金属製カード(メタルカード)販売のご案内
2023/03/01
メディア掲載のお知らせ~「ツギノジダイ」
2023/02/10
2月のご挨拶
2023/01/18
イプロスものづくり 企業情報掲載のお知らせ
2023/01/06
令和5年1月 ご挨拶 謹賀新年
2022/12/27
年末年始 休業のお知らせ
2022/12/06
12月のご挨拶 明るい話題で未来を灯す
2022/10/28
臨時休業(半休)のお知らせ
2022/10/14
新技術創出交流会2022 出展のお知らせ
2022/09/29
10月のご挨拶 当社第67期のスタート
2022/09/07
9月のご挨拶 製造業者の喜びとは?
2022/08/08
8月のご挨拶  国内生産の意義
2022/07/27
夏季休業のお知らせ 8/11~8/16
2022/07/04
2022年7月 ご挨拶
2022/06/27
古い金型を「リバースエンジニアリング」します!
2022/06/07
2022年6月 ご挨拶
2022/05/10
2022年5月 ご挨拶
2022/04/18
創立記念日 65周年を迎えました。
2022/04/13
GW休暇のお知らせ
2022/04/08
2022年4月ご挨拶
2022/03/29
篠原工業は「空気」です
2022/03/14
各種金属材料の高騰の影響
2022/03/01
2022年3月 ご挨拶
2022/02/08
「始末の良い」会社を目指して
2022/02/01
2月 ご挨拶
2022/01/25
還暦企業の役割
2022/01/17
テーピング梱包の役割
2022/01/12
古い金型を残す「意味」
2022/01/01
新年ご挨拶
2021/12/31
年末ご挨拶(ホームぺージ刷新)
2021/12/29
年末年始休暇
2025/03/31

3月のご挨拶 ~たよりのないのは・・・

 

3月末日となりましたが、ご挨拶申し上げます。

本日で、当社の半期が終了します。時間の経つのは早い。

と同時に、4月というのが新年度として、とても意識されることも。

 

今年は3月初旬の寒さの影響か、河津桜もさっと咲いて、そして緑の葉に染まりました。あっという間に見れなくなるのも寂しいので、近所の公園に撮影に行った時の写真となります。

ソメイヨシノが薄い紅色なのに対して、河津桜は桃色が強く、春のエネルギーを感じます。早咲きで、早く目につくというのもありますが、年をとって、桜にもいろいろな種類があることを知って、そこから、河津桜のファンになったと記憶しています。

 

  

 

思えば、「桜なんてみんな一緒でしょう」という心理で生きている時もありました。やはり、世の中の色々なことに対して、関心がうすかったように思います。関心をもたなくても生きていられたからでしょう。

中小企業、町工場の世界に入って、あまりにも多種多様な生き様を見て、そこから変わっていった。変わらざるをえなかった。桜と同じように、世の中は多彩であることを知ったという意味では、自分自身の経験にも、意味があったと思えるのです。知らないよりずっと良い。

 

さて、4月もまた桜便りになるかもしれませんが、HPの更新を続けてまいります。毎月のご挨拶もカッチリスケジュールできておりませんが、便りのないのは元気な証拠・・・と言い訳をさせてください。

新年度に向けて、お客様の動きも少しずつ「回復」してきているようです。プレス加工、金型、そして付帯加工の様々について、頑張っております。日本全体が景気が良くなりますように、ここで全体的な浮上高揚を期待しております。

 

金型&プレス加工の篠原工業です!

ぜひ、今後ともよろしくお願い申し上げます。

2025/02/19

2月のご挨拶 ~すべてはつながっている

 

2月のご挨拶申し上げます。

毎日寒い日が続きます。

 

そういえば、今年は2月2日が節分でした。なぜか?

 

下記のウェザーニュース社の記事に、理由がまとめられておりました。

今年の節分が124年ぶりに2月2日のワケ 恵方巻の方角は?

以下 HPより抜粋です。

「1年=365日と思っている人も多いと思いますが、地球が太陽を回る運動=季節のめぐりこそが、真の1年です。1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は暦の1年ではなく、およそ365.2422日=365日+6時間弱なのです」(国立天文台暦計算室)
この6時間弱という端数のために、立春の日の基準となる「立春点の通過時刻」は年々遅くなっていきます。4年経つとその累計がほぼ1日になるため、1日増やしたうるう年を作ることで、季節と日付が大きくずれていかないようにしているのです。
「このため、立春点の通過時刻も変動します。つまり、1年ごとでは1太陽年365.2422日と1年365日の差(約6時間)ずつ遅くなる一方、うるう年には4年前より少し早くなる、というパターンです。
この流れによって、しばらく2月4日の中に納まっていた立春が2021年には2月3日へ移り、その前日である節分も連動して2月2日へ移ったというわけです」(国立天文台暦計算室)・・・・

 

 暦の話が好きなのは、身近な季節の話題でありながら、月、地球、太陽という、壮大な宇宙の話題へと繋がっていることです。話しているうちに、心が大きくなるような気がします。

 そして、これらは相互関係にあるとも言えるでしょう。宇宙のことだけ調べても、それだけでは何の役にも立ちませんが、そこから算出される暦で、私たちの食べる作物の育て方や、寒暖への備えが為されていると思うと、学問から生活まで、すべてつながっているんだな・・・という深い感動があります。

 

暦の話から応用すると、私たちの仕事も「つながって」いることが分かります。私達の業界でいえば、半導体が電子・電気部品の主役であることは、皆さんご存じの通りです。しかし、半導体をポンと置いたところで何も始まらない。それを利用してつくられる電気回路、部品、外装・・・そういったものが集合して初めて「製品」となります。

 昨今は設計の方とお話をした時に、製品の総合的な所まで理解が出来ていない事があります。基板製造の公差で金属部品の公差を求めると、無理が生じるし、コストもかかります。それぞれについて理解していなければいけないのですが、例えば回路専門家の方は、私達のプレス部品について、ご存じもご興味もないことがありました。「スペシャリスト」偏重の世の中の弊害です。俗に言う「ゼネラリスト」の不在が目立つように感じます。

 

 「つながっている」ということを、みんなで少しでも考えることが出来れば、世の中は円滑に回るように思います。誰もが、誰かに感謝し、巡り回る世の中になるでしょう。私の知る限り、わが国は、そのようなことが実現できる環境にあると思います。

半導体のプロだけど、基板屋も部品屋も大切だし、立場も理解している。その気持ちがあれば、日本の製造業は元気になると思います。

 

さて、篠原工業は金属部品のエキスパートとなります。金型を作り、プレス加工で金属部品を作ります。しかし単独では商品にならない分野です。皆さんの企画する商品の一部になり「つながって」いけますよう努めております。

ぜひ、当社HPにお越しいただいた皆様とのご縁が繋がりますように。

 

令和7年2月 代表取締役 篠原 謙介

 

 

2025/02/07

臨時休業のお知らせ

臨時休業のお知らせ申し上げます。

 

当社都合にて、誠に恐れ入りますが、下記の日を休業致します。

2025年 2月10日(月) 工場 休業

営業はしておりますので、お引き合い、ご連絡はお待ちしております。

 

篠原工業㈱ 総務部

2025/01/06

1月のご挨拶 謹賀新年 巳年のスタート

 

🎍 謹賀新年2025 🎍

新年明けまして 誠におめでとうございます

本年も篠原工業株式会社を、どうぞよろしくお願いします

 

 1月6日 本日が当社の仕事始めとなります。おかげさまで社員一同 病欠もなく、工場に集いました。とはいえ、第1日目というのは、工場の鉄の柱や、マシンが冷え切っていますので、今日は暖気運転が仕事のようなものです。そんな中でも、材料の発注書を書いたり、少しずつ日常が動き出しております。

 

 さて 年末年始、皆様はどのように過ごされましたか?楽しく過ごされたなら幸いです。

 私事ですが、家族・親族周りで風邪が一周して、思うように予定がこなせない日々を過ごしました。そのあたりで知人・友人もインフルエンザ、コロナ風邪にかかっているという話題もあり、長く雨のふらない乾燥状態や、例年より寒い気候が、不調の方を増やしていると感じました。元気に過ごすことが一番大切だな、と痛切に感じる休みでした。

 コロナ・パンデミック以降、かぜ薬も不足続きです。調べてみると下記の記事に突き当たりました。2021年頃から不正問題などで供給不足が始まっていたようです。年初に聞いた話ですが、神奈川あたりでも、インフルエンザ患者が急増→薬が足りない→ほぼ医療崩壊している というお話を聞きました。私案ですが、まともに認定を受けている大手の方が、工場を増設し、日本で作るわけにはいかないのでしょうか。それこそ、政府の国策として、作っていく部分があっても良いように思います。

 医薬品の供給不足深刻化、政府が増産要請も産業構造改革が必須な理由

 

 健康も大事ですが、大切なのはわが国の景気と、わたしたち製造業の1年の展望です。

 トランプ氏がアメリカ大統領に正式就任し、エネルギー問題や環境問題について、アメリカ合衆国は独自のスタンスを表していくのではないかと思います。高騰するエネルギー問題や、過剰とも思われる環境対策が緩和されると、製造業界も落ち着きを取り戻す部分があるのではないかと思います。

 中国への規制も本格的になり、半導体は西側諸国のみで発展が進み、その反発で、中国および東側諸国は国内で完結させていく動きがより強くなるのではないでしょうか。中国工場向け、日本からの輸出 という商品は、2024年にずいぶん減っている話題を聞いていますが、つまりこれからは、輸出であれば、中国以外の国への部品輸出が伸びてくると考えられます。

 しかし国際競争は厳しい価格だけの世界。小規模の工場は、そこからどう脱却するか。となると、国内向けの付加価値のつくものづくりへの転換もしていきたいところです。世界の混乱やいさかいを見渡せば、自国の景気がいかに大切かというのが、良くわかります。良くならなければいけない。わが国の景気は、政府の発表とは裏腹に、いまだ眠れる獅子です。しかし、さすがに多くの国民の不満がたまっており、どこかで大きく爆発するのではないか、と期待をしております。

 

 年始の様子を書き連ねても、「そうだ、この方向だ!」と確約できることは何一つありません。しかし、巳年は縁起の良い年。蛇は幸運の使い、金運上昇、運を巻き取るパワーをもっているとされます。そして粘り強く、あきらめない性質も持ち合わせております。わたしたち中小製造業にとって、ぴったりの干支ではないでしょうか。どんなことがあっても、あきらめない1年にしたいと思っております。

 今年1年、各社様、皆様が穏やかに、かつ実り豊かな日々を送れますように、大きく手を叩きまして、新年ご挨拶の結びとさせていただきます。今年もホームぺージを中心に、ネット発信も続けてまいります。どうぞよろしくお願いします。

 

令和7年 正月

代表取締役 篠原 謙介

Pic. 2023年に撮影した初日の出 今でも写真を見返すことがあります。太陽の力は偉大です。

2024/12/10

12月のご挨拶 ~1年を振り返って

 いよいよ1年のしめくくり、12月となりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

 当社 第69期も10月、11月と2か月を経過しましたが、世の中の様子はまだ、よくなりそう!と断言できない雰囲気ですね。細かい批判や意見は省略しますが、総じて何も動いてない、決まっていかない という印象です。日本にも早く、本当に国民が幸せになる方針を打ち出せるリーダーが登場して、牽引してほしいものと、心から願っています。

 

 世界は、シリアの50年にもわたるアサド政権が崩壊し、内戦が終焉の兆し。また、ウクライナ、ロシア戦争も徐々に終焉の様子が見えつつあります。戦争という行為は、経済対策的な意味合いもあるので、気候変動や経済制裁などでどこかの先進国が締め付けられれば、また同じようなことは起きるかもしれませんが、まずはひとつひとつ、始まったものを終わらせることで、世界は前に進むように思います。

 

 さて、国内外を見ていて、未だにはっきりしないのは、工業製品の「これから」となります。

 スマートフォン以降、AIのようなソフトウェア技術は発展をしていますが、ハードウェアは、時計だメガネだと出ていますが、そこまで流行する決定的なものではないように感じます。その理由は、ひとつひとつの商品が多機能すぎるせいだ、と考えています。

それぞれ目的、機能がオーバーラップして、あれもこれも持つ必要がなくなっているのではないでしょうか。たとえばスマホとスマートウォッチは、原則的には同じことをしています。したがって、お金に余裕がない限り、無理に買う意義はそんなに無いと感じます。

 しかし、例えば、機械式の時計は一定の価値で売れているし、専用ゲーム機は、ゲーム機能だけですが、操作性がよく面白いし、子供に与える情報が安全かつシンプルなので、どの家庭も買うわけです。単機能製品は価値も機能も「わかりやすい」ですね。今の商品は率直に言って使いこなせない機能が多すぎるのです。そして、オールインワン商品で経験した方も多いと思いますが、ある箇所が故障すると、全部動かなくなってしまう。これはすごいリスクです。オール電化住宅、スマホによる完全キャッシュレス、マイナンバーカードへの複数機能付与。電気自動車など、ニュースを見るたびに不安を覚えています。便利なのでしょうが、東日本大震災を経験していますので、たとえば停電が起きた時にどうするの、と思ってしまいます。

 

以上より、これからの工業製品に必要なのは、案外、単体、単機能のコンセプトではないか? というのが、当社の予想する未来です。

人間の可能性は無限大。おもしろい商品が生まれてくると良いですね。

 

…しかしこうしてみると、電気製品に対する偏りがすごい!もっと化石燃料(ガス、石油など)や、水、あるいは電気を使わないメカなど、視野を広げてみるのはどうでしょうか。まさに「温故知新」で、生活の安心度が変わるかもしれません。私は、昔の鉄フレームの自転車に乗って散歩するのが趣味になっていますが、不思議な満足感を感じています。メカはわかりやすく、頭にやさしいです。

 

人間は過去に学び、成長していきます。当社も2024年の経験から、多くのことを学んだと思います。来年(2025年)が、当社のさらなる飛躍の年となりますよう、ホームページを訪れてくださる新規のお客様、そしてお取引先の皆様、ご相談、そしてご注文をお待ちしております。

 

金型&プレス加工、精密薄板、メタルカードの篠原工業 引き続き、よろしくお願いします!

 

2024/12/04

年末年始休業の御知らせ

 御取引先の皆様 ならびに ホームページ訪問いただいた皆様

 

 平素は大変お世話になっております。

 下記の通り、篠原工業の冬季休業をお知らせいたします。

 期間中はご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 冬季休業期間: 2024年12月28日(土)~ 2025年1月5日(日)

 年明け 1月6日(月)より営業再開致します。

 

 なお、ホームページは無休で運用しておりますので、何かございましたら、問い合わせ窓口より

 ご連絡をいただければと存じます。

 

 以上

2024/11/21

11月のご挨拶  世界平和と景気展望

11月となりました。

当社ホームページを訪問いただき、いつもありがとうございます!

月初、月初といつも思いながら、今日までご挨拶ができず、申し訳ございません。

 

さて、先月のご挨拶から今日までの間に、わが国では衆議院選挙があり、アメリカでは大統領選挙が行われました。皆様もご承知の通り、体制は大きく変化しました。

ここ数年、当方は紛争の終結がいつになるか、ずっと懸念しておりました。今回、トランプ氏が大統領になり、共和党体制になることで、終結が見えてくる気配がしております。(日本の政府はなんの影響もないのが、とても残念ですが)

戦争さえ終わってくれれば、エネルギーや鉱石などの原材料が昔のように流れ出すはずです。そして小麦を中心とした食料も、以前のような流通を取り戻せる。世界は2023年~2024年の混乱より、いくらか穏やかになるのではないでしょうか。

 

とはいえ、いまだ混乱の世界情勢の中ですので、私たち製造業は、11月現在も、不安定な景気の中にいます。

仕事が出てきている兆しはありますが、一方で、10月頃の棚卸で、半年分の在庫が掃けていないと言われたお客様の話題などもございます。街角景気としての実感では、底はついていると思います。しかし、上昇に転ずるのは、どうもこの年末ではないような気がしています。

 

辰年は飛躍の年と期待をした1年でした。確かに希望が伸びる1年でしたが、多くの方にとっては、不満の残る1年ではなかったでしょうか。

来年は龍が転じて蛇となります。しつこく、粘り強く、今年取り戻せなかったものを取り戻したいものです。

 

・金型、プレス加工 のことなら、篠原工業へ是非ご相談ください!

・脱脂、バレル、めっき、テーピングといった2次加工にも対応をしております!

・廃業などにより、浮いてしまった金型を救うリバースエンジニアリング事業も展開中

・記念品にメタルカード おすすめです

 

それではまた12月に、ホームぺージにて。

 

2024/10/22

10月のご挨拶 

こんにちは。篠原工業より、10月のご挨拶を申し上げます。

 

9月のついこの前まで、30℃を超える真夏日が続いておりましたが、この文章を書く10月21日は、最低気温が10℃と、秋も終わりどころか、冬に近い気温となりました。春夏秋冬が日本の魅力ですが、気候の変化で、季節の境目が分からなくなってしまいます。しかしそれでも、虫の音やはっきりと輪郭を持ち始める月を見れば、夏は終わった、秋は来たんだなと感じます。

 

これからの世の中の動きを見てみますと、国内は衆議院解散総選挙、アメリカは大統領の選挙と、国内外で、今年一番の大事な決めごとが決まります。もっとも前者は、このようなあわただしさの中で実行されるとは想像していなかったので、仕事の流れや勢いにも影響が出そうで、心配をしております。世の中が穏やかで平和であるからこそ、商品開発や消費行動が活発となります。明日がわからない時間はできるだけ短いほうが良い。人生において、常に目標とすべきところです。

 

2024年10月の製造業の街角景気は、国内企業は十分とはいえない状況が続いているようです。海外販路や、海外工場のある企業は、そちらが動いている分、国内の不調を相殺できているようです。国内生産のほうは、需要が少ない世の中の様相通りといったところです。

ここ最近の明るいニュースとしては、任天堂社やソニー社が、新しいゲーム機の開発をしていることでしょうか。でも、1億2000万人の人口が生活必需品として、あるいは嗜好品として買いたくなるようなアイディアは、まだまだ不足しているように思います。どんなものでも良いので、私達の御客様には、元気を出して、びっくりするような開発を続けてもらいたいものです。

 

さて、当社第69期は始まりました。少しずつですが、金型の引き合いもいただいております。

金型設計・製作 プレス加工 バレル研磨 脱脂洗浄 テーピング梱包 そしてメタルカード!

篠原工業への御問合せ 10月も半ばを過ぎましたが、引き続き、お待ちしております。

 

~特別報告~

某日、某番組において、ご利用になる部隊用具を、当社にオーダーいただきました。

金、銀、銅色の素材 + メタルカードの印刷技術 で作った特製メダルです。

そして、世界一速い納期で作りました。(大変でした)

OEM生産が主業たる当社ですが、御客様の「作りたい」に応えて、板ものプレス加工で面白いものを作れる会社でもあります。

金属の板をつかった商品のことであれば、なんでもご相談ください。きっとお役に立てることと思います。

 

2024/09/25

メタルカード 新サイズのご案内

 

【メタルカード事業 ニュース】

ホームページ掲載後、様々な方面でお問い合わせをいただいております。誠にありがとうございます。

従来よりご案内している 54mm×86mm カードサイズに加えて、35mm×60mm 御守りサイズも販売開始します。

御守りのように、小さく持ち歩ける携帯性が持ち味となります。下記の画像で比較すると、コンパクトさが分かると思います。

 

イベント、行事の記念品や、名目通りの御守りとしてのご活用が可能です。

御見積詳細については、お手数ですが、当社までお問い合わせください。

 

2024/09/01

9月のご挨拶 ~災害対策には、製造業

9月となりました。

酷暑から残暑、そして秋風へ。

 

【ご挨拶】

篠原工業は第68期の最終月となります。本年度の着地については、昨年から引き続く、当社を取り巻く製造分野の低迷の影響が強く残っており、辛抱と忍耐の結果が数字として表れてくると考えております。そんな一年間を支えてくれた社員、仕事を出してくださったお客様、サポートしてくれた協力先に、心から御礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

【景気動向】

2023年と比較すると、一時は完全に止まっていた注文が動き始めていると感じています。問題はその勢いと継続性だと思います。足元では、中国バブル崩壊を筆頭に、世界の景気が停滞あるいは冷え込んでいる様子を感じます。

日本の商品は、良いものがたくさんあります。しかし、戦争や紛争の中でも、滞りなく売れる商売はできているのか?東西のにらみ合いにどっちつかずの外交をして、商売が通るのか?私が相手国の立場になった時、正直、不安を覚えてしまうと思う数々のニュースを見て、心配をしております。多方面に気を配るのはとても大変な作業ですね。

製造業界も「やっぱり中国だ、中国市場が大事だ」という方、「中国は自国で生産するようになってを売れない。内需だ、欧米への販売だ」という方、実はいろいろな意見が出てきていると感じます。以前は前者が100%みたいな雰囲気もあったのですが。わずかですが、時代の風向きが変わってきた証拠に思います。

 

【台風10号】

話は変わりますが、8月最終週、台風10号が上陸しました。大量の雨、その影響で川が氾濫あるいは危険水域となり、各地で災害が発生しました。八王子市も「避難指示 警戒レベル4」の告知が、スマートフォンや放送を通じて為されました。初めてのことです。やむなく臨時休業をしました。社員、家族、地域がフリーズしてしまうと、仕事も何もできません。高速道路も、八王子周辺は東西南北に閉鎖が行われました。なお、会社は健在、9月第1週も通常営業しております。

 

【日本の向かう未来の提案】

私は、日本がおかれている状況を考えるほどに、「日本で、もっと、製造の仕事を」という思いを強くしております。

 

① 外交を考えたときに、世界の考え方に変化が生じている、仲良し外交が通じない、となるとわが国の産業が「強く」ないとさまざまな交渉で足元を見られてしまいます。日本のものを買わないと損するぞ、危ないぞ、と思わせるような事がもっとないといけません。もちろん、外国生産では有利な点を奪われる恐れもあるので、国内生産が良いでしょう。

② 今年初めの能登半島の地震以降、災害が起きるたびに、「もっと強い道路を、もっと強い物流を、建物を」という思いが強くなりました。危険だから避難、そしてすべてを停止することは安全で正解です。ところが、どんな災害がきても、人は生きるために動いていかなければいけない。極端な発想ですが、これくらいの地震は平気!台風なら普通だよ!という国だったら、どんなに無敵と思います。

 

①②のいずれも、日本の製造業の頑張りが不可欠です。

目標がある、仕事がある→頑張る→雇用が生まれる→お金も回る つまり経済が強くなります。日本という国は、歴史的に見ても、災害と混乱のたびに強くなってきたと私は解釈しています。私たち一社一社の頑張り、そして地域、国家の頑張りで、日本を良くしていきましょう!!これにて、9月のご挨拶の結びとさせていただきます。

 

#プレス加工 #金型設計製作 #バレル研磨 

#脱脂 #テーピング梱包 #リバースエンジニアリング(廃業金型請け負い) 

篠原工業にお任せください。よろしくお願いいたします。

 

代表取締役 篠原 謙介​​​​​

2024/08/30

臨時休業のお知らせ

8月30日金曜日 台風の影響により、八王子市内の避難警報が発せられました。

当社の地域は、社員が該当する場合があるため、本日は臨時休業とさせていただきました。

 

ご連絡をくださった方、訪問の方にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。

週明け9月2日から平常再開予定です。

2024/08/10

お盆休み休暇の変更について

 お取引先様 各位

 

 平素は大変お世話になっております。

 本年の、当社の夏休み休暇日程について、変更が生じましたので連絡致します。

 休暇期間: 8月10日 ~ 18日

 

 業況等を鑑みまして、1週間の連休とさせていただきます。

 ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

 

2024/07/16

7月のご挨拶 ~世界の混乱、日本の未来

 

7月のご挨拶、暑中お見舞い申し上げます。

梅雨が明け、雨よりは太陽の暑さが身に染みる日々が始まりました。

 

今年は世界各地で選挙や代表戦が繰り広げられております。私達製造業も、他人事ではないため、日々ニュースを眺めております。イギリス、フランスの議会の変化、そしてアメリカ大統領選挙の行方。はっきり言って、世界は大きく、動いています。日本人は少しその感覚がうすいように思います。日本という島国らしいといえば、それまでですが。

大変に振り回されやすい日本。為替やエネルギー価格の変動もまた起きるでしょうし、国内製造業回帰、あるいは世界向けの生産の回復など、今後の日本の立ち位置はずいぶん変わるように思います。

 

ちょっとミクロな視点ですが、現在、篠原工業の所属する電気・電子部品業界は国内低迷が続いております。スマートフォンはほとんど海外メーカー製、家電製品は不景気で売れず、また、老若男女が買いたい!と思うガジェットも出てきてないのが実状です。しかし、私達のお世話になっている技術部の皆様は、懸命に知恵をしぼって新しいもの、仕事を生み出そうとしています。それらが実を結ぶまで、もう少し時間がかかりそうです。

 

次のご挨拶までには、きっとまた世界は動き、日本は揺れる事でしょう。

でも、今よりもっと楽しい話題が提供できるよう、精進してまいります。

皆様にとって良い夏となりますよう、祈念して本記事の結びとさせていただきます。

 

金型の設計製作、プレス加工生産、お任せください!

脱脂洗浄、バレル研磨、めっき加工、テーピング加工など、プレス2次加工技術も相談ください!

【リバースエンジニアリング事業】 廃業業者の金型の生産継続なら、当社へご相談ください。

【メタルカード】 記念品におすすめ!メイドインジャパン、八王子の町工場の協業製品です!

2024/07/16

夏季休業(8月)のご案内

御取引様 協力先様 各位

 

誠に勝手ながら、下記の期間 夏季休業とさせていただきます。

ご繁忙中何かとご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承のほど、お願い申し上げます。

 

休業期間: 2024年8月10日(土) ~ 8月15日(木)

 

問い合わせフォームは24時間受け付けております。

休業期間中の御問い合せには、休業明けにご返信させていただきます。

 

篠原工業㈱ 総務部

2024/06/12

6月のご挨拶 ~金型保管の在り方について

 6月となりました。梅雨は例年より遅れており、真夏日は既に発生しております。

 今年の夏も、暑くなる予感です。体調に気を付けて仲夏の1か月を過ごしたいと思います。

 

 今年度に入ってから、中小企業庁の下請法の指導で、金型の保管について、様々な所へ通知が行っているようです。敏感な御客様からは、具体的な運用について、質問をいただく事がございました。また、協力先業者から、保管料を払って欲しい、というお話もいただきました。

ちなみに今の所、下請法に関連しない企業は静観ですが、いずれ標準的な取引になっていく可能性はあります。

 

 問題は、保管料の取り決めの方法です。これについては、下記の中小企業庁のホームページを見てみます。

◇新しい型取引のルールができました。 ◇型の製作から廃棄に至るまで、新しい型取引の ルールに基づき、取引を行いましょう!

 あくまでも指針なので、概要からは分かりにくいですね。一般論としては、地元の無人倉庫などがひとつの目安になってくるのではないかと思います。例えば大手の「ハローキティ・ストレージ」なども参考になるかと思います。

 

ちなみに、当社は金型新聞Web版で取り上げられている、下記の企業様を参考にすることに決めました。

サカモト・ダイテム 金型保管サービス開始 月額4000円から

2018年の記事ですから、相場は既に上がっているかもしれません。適正ではないかもしれない。しかし、世の中の風潮がこうなった以上、無償サービスのままでは済まない。まずは一歩目を踏み出そう、というのが当社の意見です。

 

ただし、最後に本末転倒な意見となりますが、金型業界、プレス加工業界が苦境になったのは、なにも金型の保管費用を渋られたからではありません。わが国の知的財産を安易に海外に展開し、盗まれても仕方がないような風潮で、20年、30年と時を重ねたことの帰結でしょう。このような小さな政策で、活況になるとは思えないのが本音です。

 

ベネチアングラスは、国がベネチアのムラノ島に職人を集中し、厳しい罰を盾に技法を守ろうとしました。当時のやり方は近代的とは言えませんが、国の財産である技術を、価値あるものとして尊重し、ときに人に奪われないように守ろうとするのは、普遍的な価値観ではないでしょうか。

 

1歩目は保管料でも、支払い条件の改善でも構いません。わが国の政府、そして共に暮らす国民の皆様が、自分が作れないものに対する一定の敬意と、そして普遍性のある金型加工という技術を、大切にしていくきっかけになれば幸いに思います。

 

記:代表取締役 篠原 謙介

2024/05/29

5月のご挨拶 ~声を出す 中小町工場

御取引先の皆様、いつもお世話になっております。

また、ホームページへ訪問いただいた皆様、本当にありがとうございます。

メディア掲載のお知らせ ~鉄鋼新聞3月26日号

ちょうどこのブログ記事の掲載の頃、当社ホームぺージなどの情報をご覧になって

2~3件程、メタルカードについての問い合わせを頂戴しました。大変ありがたいことです。

 

お話を伺うと、やはり特別なものを作りたい、仕事がいろいろ低迷している中で変化を起こしたい・・・私達と同じ思いで、悩んで、お考えになっていることが、伝わってきました。

 

人間は赤ん坊で生まれてきますが、最初にするのは、大きな声で泣くことです。それは呼吸等の生理現象ではあるのですが、もうひとつには、自分自身が「ここにいる」ことをアピールしている方法とも考えられます。声を出すのは、人間の初歩的な表現方法ですね。

 

私達中小企業は、華やぐような製造業界の中央にいらっしゃる大メーカーやユニコーン企業に比べて、もの静かで、目立たない所が圧倒的多数です。知る人ぞ知る・・・というのは実に格好いいのですが、路地裏の奥まで私達を見つける営業マンも、今はほぼいなくなりました。だからこそ、ホームページや新聞、Web広告など使って、生き残りたいと願う企業は、大きな声で叫んでいるのでしょう。うちはまだ「ここにいる」と。

 

篠原工業も、自分たちのしている仕事を知ってもらうために、あるいは触れてもらうために、メタルカード事業を考案しました。少しずつですが、声をかけていただけるのは、本当にありがたく思っております。また、この場を借りて、当社の宣伝に力を貸してくださっている皆様に、心より御礼申し上げます。

 

来月は梅雨。それを超えれば夏。

まだまだ、もう少し、これから!

 

金型設計製作、金属プレス加工、バレル研磨、脱脂、そしてテーピング梱包
廃業金型のリバースエンジニアリング事業 

お任せください。きっとお役に立てると思います。

是非、お引き合いの程、よろしくお願い申し上げます。

2024/04/23

GW休暇の御知らせ

 御取引様 各位

 いつもお世話になっております。

 2024年のゴールデンウィーク休暇について、下記の通りお知らせします。

 

 4月29日(月) ~ 5月6日(月)

 

 5月7日より営業再開致します。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

 篠原工業株式会社 総務部

2024/03/27

メディア掲載のお知らせ ~鉄鋼新聞3月26日号

 2024年(令和6年) 3月26日 発行の、鉄鋼新聞に、当社の「メタルカード事業」の紹介をいただきました。

2023年にスタートし、色々な方へ宣伝をしてまいりましたが、今回は業界向け新聞への掲載。

当社を知らない読者の皆様の目に留まったら、大変嬉しいです。

 

篠原工業は、金型、金属プレス加工のメーカーです。名刺代わりにメタルカード事業を展開しております。

社員一同、新しい御客様とのご縁がつながることを、心待ちにしております。

 

記事は、SNSのご縁を通じて取材をしていただきました。

鉄鋼新聞社ご担当者様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

丁寧にまとめていただいて、大変にありがたいです。


なお、下記のURLでは、記事を精彩に確認いただけます。(有料会員様向けです)

X(旧Twitter)での紹介

鉄鋼新聞 Web版

 

2024/03/01

3月のご挨拶 ~株価絶好調、でも実業は?~

 

3月となりました。八王子市の公園でも、桜が咲きました。

近所の公園に、河津桜が植わっています。ソメイヨシノは白っぽい美しさですが、河津桜は、薄紅色を強く感じます。それがまた、春のエネルギーを表現しているようで、好きです。桜の種類まで昔は考えもしなかった。今は毎年、春が待ち遠しくなって、自然と、早咲きのものを好むようになりました。

 

 

 1月~2月と沢山の取引先とお話をしました。私の実感では、実に80%以上の取引先が「景気が悪い」という印象です。当社の取引先は基本的に金属製品製造業、部品業ですから、自動車や各種産業、そして民生品と、色々なメーカーの動きが良くないということになります。また、口をそろえて言うのが、「先行きが見通せない」ということです。大手または有力な企業は、予算を立てて、さまざまな開発を実行します。そして部品需要を生み出すはずなのですが、その全体的な勢いが無いのでしょうか。

 

これと対照的なのが、景気の指標の一つである株価の推移です。

日経平均株価が前日終値から400円以上上昇、3万9500円台で推移…取引時間中の史上最高値を更新

 

読売新聞の報道ですが、30年ぶりに株価記録を更新し、今後も伸びていく気配です。この要因は何か。ひとつは世界情勢の影響による円安の進行で、海外生産を主とする大手企業が、為替差益により決算の数字がどんどん良くなっている事でしょう。そしてアジアの対抗馬だった中国が、不景気と報道されており、株屋が日本株を相対的に購入する量が増えている為と思います。

しかし冷静に考えてみると、良い商品が出て伸びた、公共事業が盛んになった、とか、私達が普段の生活の中で大切にしている「実業」が文章の中にほとんど感じられません。数字だけが伸びていて、その実効はまだ、これからなのでしょうか?

 

もうひとつ、人手不足の話題。確かに人手は足りないようですが、それはやむを得ない状況の結果論であって、未来への明るい期待ではないと感じています。というのも、上述のように仕事(需要)が活発とは思えません。だから今、受けている仕事はギリギリの人数、ギリギリの機械で回す。投資しない。それは、現場の社員の立場からすれば、あと一人いれば、もう少し機械が良ければいいのに…と思う状況だと思います。これが「人手不足」の実状と思います。需要が盛んだから、どんどん人も機械も投資する、という理想的な雰囲気は、まだ遠いように感じます。

 

さて、中小製造業はどこを目指せばいいか。私は、下記のようなことをいつも考えています。

① 良いもの (品質、サービス) を作り続けること (自助)

② 取引先を大切にして、お互いに助け合い、生き残る事 (共助)

③ 良いアイデアが生まれた時や、転機と思われる時を見逃さず、活かすこと

「そんな当たり前な・・・」ということばかりですが、これだけ実業と景況指数が乖離している世の中では「やれるだけのことをやる」しかないと思います。それは報われるかもしれないし、報われないかもしれない。私達の思いと関係なく、世の中が動いている。だったら動き回り、空気を揺らし、あがいてみる事だと思います。どこかにきっと乗るべき波があります。

ブログにこんな記事を書いているのも、空気を動かすための私の精一杯の「あがき」です。

 

冒頭に紹介した河津桜、本当にきれいでした。春を感じ、今を生きていることを幸運に思います。製造業界にも良い春が訪れますように、そして今、懸命に仕事を頑張っている人間「も」報われますように祈念して、3月ご挨拶の結びとさせていただきます。

 

記:代表取締役 篠原 謙介

2024/02/07

2月のご挨拶 【たま未来産業フェア】のご報告

 令和6年も早いもので、2月となりました。

 2月4日立春を越えた矢先に、関東は雪の天候となり、各所で道路閉鎖などの交通麻痺、転んでけがをした方もいたと聞いています。当社の取引先には雪国の企業もいらっしゃいますが、以前にお話ししたら、笑われたことがありました。東京はなんて雪に弱いんでしょう!一生懸命考えれば、無事に過ごす方法もあるように思いますが、人口の多さ、都市道路の難しさを感じます。

 

さて、2月最初のご報告は、先月末の【たま未来産業フェア】のご報告です。

当日、来れなかった方のために、写真を掲載致します。

 写真① 1日目の展示の様子

 写真② 2日目の展示の様子

 

1日目と2日目の、展示内容に差異があるのを、お分かりいただけるでしょうか。1日目は、当社事業のリバースエンジニアリングを前面に出し、金型やプレス品を前面に、2日目は土曜日で一般来場があったので、当社の宣伝用商材、「メタルカード」を前面に出す展示に切り替えました。

結果として、2日目に訪れた方は、個人事業主の方が多く、メタルカードを使って宣伝商材を作ってみたい、というお声もいただきました。今後、どんな形でも、記念品としてのカード実績が増えていくと嬉しく思います。

 写真③ 展示の全体像

写真のように、一昨年、昨年と展示した「先端技術創出交流会」と違い、パネルブースであったので、ゆったりと空間を使うことが出来ました。今回はポスターも作成し、飾っております。

 

【総評】

ものづくり特化の展示会ではなかったので、色々な方との交流が出来ました。展示会の性質か、企業の見学より、個人・中小事業者の見学のほうが、圧倒的に多かったです。従って単発の案件の話題が多く、工場で毎月の生産に寄与する話題は少なかったのが、少し残念でした。来年の参加については未定ですが、来場者はもちろん、他の展示企業との交流がもう少し密に増えるならば、再参加も良いか、と思いました。

【最後に】

当日、展示会にいらしてくださった方、本当にありがとうございました。

もしホームぺージまでご覧いただいたなら、是非工場へお越しください。

工場では、もう少し込み入ったお話も出来ますし、きっとお役に立てる事もあると思います。

 

2024/01/05

1月のご挨拶 ~日常を過ごす

 

1月5日金曜日、本日より篠原工業、始動致します。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

はじめに、令和6年能登半島地震 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

また支援救援の最中、羽田空港で起きた飛行機衝突事故の犠牲者の皆様にも、お悔やみを申し上げます。

 

 元旦早々にこのようなニュースを聞く事になるとは、思いませんでした。天災は忘れた頃にやってくる、という格言がありますが、まさにその通りの出来事でした。我が国は常に天災と向き合い、生きている国であることを思い知らされます。

 私達、篠原工業も2011年に、東日本大震災で大きな揺れを経験し、またその後の経済の大混乱に巻き込まれながら10年余の月日を過ごしました。しかし今でもなお、喉元を過ぎるには時間がかかっております。3月になれば、当時を思い出し、緊張感に包まれる時間があります。そのような思いをせずに生きられたら、幸せだろうかと思うこともありますが、当時の経験があるからこそ、今、歯を食いしばっても生きようと思う自分がいるとも言えます。

 

このような状況ですが、だからこそ、我が国の国民一人一人が、ここから前を向いていかなければいけません。まずは年始から始まる仕事を一所懸命にやること。御取引先様にしっかりとご挨拶し、新たなお仕事をいただくこと。篠原工業、そして社員一人一人に出来る事は限られておりますが、それらをこなすことが、結局は穏やかな日常を取り戻すことに繋がると、私は思っております。

 

今年は辰年。

龍が飛び立つ、上向きの年と言われております。

どうかこの後は、日本国が元気いっぱいに上昇して、明るい日々になりますよう祈念して、当社からの年始のご挨拶とさせていただきます。

 

 

 

令和6年 正月

代表取締役 篠原 謙介

2023/12/26

年末年始休暇のお知らせ

今年も一年間、大変お世話になりました。

当社の年末年始休暇について、下記の通り、ご案内申し上げます。

 

< 篠原工業株式会社 年末年始休暇 >

2023年12月29日 ~ 2024年1月4日

年始は、1月5日から再開します。

来年も篠原工業をよろしくお願いします!

2023/12/11

12月のご挨拶 プレス技術 12月号の巻頭インタビューによせて

 

 12月 師走となりました。今月も当社ホームページにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

 今月は、取材記事 掲載のお知らせです。日刊工業新聞社様の刊行している、「プレス技術」に、当社代表取締役のインタビューが掲載されました。 巻頭インタビューで、プレス加工技術のこと、リバースエンジニアリング事業(廃業金型請負)のこと、取材をしていただきました。

 

下記、タイトル紹介とオンライン販売のページをご紹介します。

また、ちょっと読みたいだけ…という方は、どうぞ当社までお越しください。応接スペースに飾ってあります。

 

 

 

 →  プレス技術 12月号 販売サイト

 

 取材は、昨年の「ツギノジダイ」に続き、2件目となりますが、当社がこれまでOEMメーカーとして、こういった表舞台に出てこなかった歴史を考えると、たった2回が、劇的なことです。もちろん取材をしていただいたからといって、仕事がバンバン入ったり、売り上げが右肩上がりにはなかなかなりません。例えば、テレビ放映のケーキ屋さんであれば、BtoCで御客様が沢山来るかもしれません。しかし、同じようにいかないのが、専門的、かつニッチなBtoB 製造業の分野の辛いところです。

しかし、当社の事を知ってもらうには、大変にありがたい記事だと思っております。いくら口で説明しても、会社案内を渡しても、なかなか知ってもらう事はできないのです。知ってもらう確率を1%でも、2%でもいいから上げていきたいと思っています。その方策として、著名な日刊工業新聞社様に、力添えをしていただけるのは、幸せな事だと思います。

 

図:リバースエンジニアリング 廃業金型請負事業 モデル写真

 

なお、12月11日現在ですが、記事を読んでくださった、取引先の方からもお声がけをいただいております。「八王子に、篠原工業ってプレス屋がいるぜ。クラシックな技術を大切にして、頑張っているらしい」と話題にしていただければ、本当に嬉しいです!

2024年が当社にとって、ギアを1段上げた営業年になりますよう、HPをご覧いただいた皆様、お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

2023/11/30

2024/1/26~27 たま未来産業フェア 出展します。

 

来年の展示会のお知らせです。

★2024年1月26日(金)~27日(土)

【たま未来産業フェア】に出展します。

参考URL: https://tama-innovation-event.jp/

 

今回は土曜日開催ということもあり、普段関わりのない皆様にも、当社の様子をごらんいただくことになります。

BtoBの会社ですが、BtoCの可能性も秘めたメタルカードの展示など予定しております。

お時間のある方、当社としては数少ない展示会出展の機会ですので、是非、お越しください。

2023/10/10

2023/10/25~26 新技術創出交流会2023 出展

【お知らせ】

今月10月25日、26日に八王子未来メッセにて開催される「新技術創出交流会2023」 出展予定です。

この展示会は、まず大企業とのビジネス商談が成立すること、成立すれば展示もOK というスタイルの展示会です。

おかげさまで、2年連続の出展の機会をいただきました。会社のある八王子市内、八王子未来メッセでの開催となります。

展示テーマはプレス加工技術と、リバースエンジニアリング事業(廃業金型の請け負い)となります。

番外で、当社広報企画の、メタルカードも展示予定です。

 

お時間のある方には、是非ご訪問いただき、交流が出来ればと思います。楽しみにしております。

 

案内ページ: 新技術創出交流会2023

2023/10/02

メタルカード技術交流 鹿屋工業高校

 

 9月も終わりに近づく頃、西方より、嬉しいお知らせが届きました!

 篠原工業の メタルカード(素材)を購入いただいた、鹿児島県立鹿屋工業高等学校 において、ステンレス名刺カードを作りました!という御知らせです。その広報は下記のブログに掲載されております。

 

 鹿児島県立鹿屋工業高校 公式ブログ

 

 

 

 写真が、実際に作成された名刺となります。ステンレスのt0.2㎜薄箔カードに、レーザー刻印をしたものです。

言葉で書くと、たったそれだけに思われることと思います。しかし、2つの点で技術力が発揮されております。

 

(1) ステンレスカードをバリ少なく、平らに抜き上げる、篠原工業のプレス加工技術

(2) 薄板にレーザー刻印を施す、鹿屋工業高校のレーザー加工機の条件の導き出し

 

特に(2)は、一般的に薄い金属板にレーザー刻印を行った場合、ひずみやすく変形します。

実用品として仕上げるのは困難です。先生と、生徒の皆様で試行錯誤して、良い条件を導き出し、完成にこぎつけたようです。

 

日本の技術力が低下している、と言われて久しいですが、最新の技術だけではなく、日々の中で工夫や調整という経験値を積めば、出来ない事も出来るようになります。その機会を若い世代に与えることが出来て、日本の一企業として、大変うれしく思います。

鹿屋工業高校の益々のご発展を祈念すると共に、私共のプレス加工事業も、皆様に知っていただけるよう、更なる研鑽を積みたいと思います。

2023/09/05

9月 公休日のお知らせ

 

 平素は大変お世話になっております。

 今月は、下記の日を会社公休日としております。

 

 9月15日 金曜日 

 

 御取引先の皆様には、ご不便をおかけしますが、

 何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

 

 篠原工業株式会社 総務部

2023/09/01

9月のご挨拶 国内回帰を早めるにはどうすればよいか?

 

9月になりました。暑い日が続きますが、朝と夜の風が、涼やかに変わってきました。夏が過ぎ、秋の訪れを感じます。

 

8月は、下記の記事が全てを物語っているかと思います。脱水症状をはじめ、暑さで疲れ、風邪をひいたり、体調にも色々な変化がありました。夏は大好きな季節ですが、これほどの暑さに耐えるには、体力が必要だと身に染みる1か月でした。

東京都心 8月すべて真夏日 ひと月すべての日が“真夏日”になるのは観測史上初

 

今月は当社の67期の決算月となります。御取引先様の皆様のおかげで、何とかたどり着きました。コロナ禍明けの急速な正常化の方針に対し、実際の経済はついていってない印象です。中小企業・製造業の立場から感じる事柄として、

 

① コロナ禍で部品/商品の過剰在庫、もしくは供給不足の二極化が発生しており、未だ折り合いがつかない

② さまざまな生産品の値上げに対し、価格転嫁もしくは企業の収益力が上がっていない。

③ コロナ禍で、アイリスオーヤマ社の国内回帰の話題など盛り上がったが、そこまで加速していない。

 

③については、日本国内で生産する立場としては、大切な事柄ですが、御客様に話を聞くと、日本国内に仕事を戻そうとしても、工場のキャパシティーが足りないので戻せない という表現が出てきます。仕事が減って人を絞り、スリムアップした会社では、大量生産を賄いきれません。当然設備投資に踏み切らなければいけないのですが、そのコストを考えた時に、海外生産を切り替える英断まで、話が進まない、ということがあるようです。

日本に回帰する決断をしている会社はゼロではないですが、遅い。加速させるには恐らく、税金の優遇や補助金、そして全国的に苦しんでいる石油・電気のエネルギー料金の改善、完成品にもっとも近い組立加工企業の設備投資の補助など、さまざまな政府の支援が必要な状況かと思います。部品加工業者は、新旧問わず、量産性の高い機械を持っていたり、まだ何とかなる可能性があると思うのですが…。難しいものです。

 

社会全体のことを考えると、どうしても「自社・自助努力」ではどうしようもない事柄に思い当たります。当社ブロブで、それを問題提議しても「仕方がない」と思う時もございます。でも、これはただ愚痴を言っているわけではなく、今、置かれている状況の分析作業と考えています。感じていることを素直に伝える事も必要です。そして、その状況を踏まえた上で、当社らしく生きていける可能性を模索する。今後も考察は続けていきたいと思います。

 

部品事業者は、民生用、産業用共に今、過去になく苦しい状況にあります。リーマンショックより厳しいという方もいらっしゃいます。でも明けない夜はない、止まない雨はない 昔の人の格言です。私達は常に前向きに、今、御取引をしている御客様、そして新たに出会うであろう御客様のために、プレスラインを整備して、お待ちしております !

 

>>付録

トップページの「 メタルカード事業(ピックアップ情報) 」の内容を更新しました。

「あ、変わってる」と気づいてくださった方がいれば、大変ありがたいです。

以前は可愛らしいアニメ系キャラクターの印刷サンプルのみでしたが、協力先である西光美術社の厚意で、サンプルを増やしました。真鍮カードとステンレスカードの2種類を表示していますが、如何でしょうか?

私のお気に入りは写真左上の、建物のカードです。真鍮材(ゴールド)と赤いインクの相性が、とても良いです。

 

当社は、①メタルカード単体と、②印刷まで含めたメタルカードの、両方の販売を展開しています。付加価値の高いカードですので、気軽に手軽に、買っていただけるものではありません。しかし、協力先を通じて、今後も様々な方面で、取り組みを知っていただくよう努めてまいります。こんな案件に取り組みました、と、当ホームページにて、話題提供が出来ればと思っております。

 

2023/08/04

8月のご挨拶 廃業金型請負=リバースエンジアリング?

 

暑中お見舞い申し上げます。8月となりました。

 

7月は更新が出来ませんでしたが、人と会う機会が増え、また夏の挨拶の時期ということで、忙しかった。ホームページに向き合う時間が取れず、残念でした。

8月はお盆休みがあり、夏の高校野球大会もあり、6月よりは8月のほうが、1年の「真ん中」と感じます。ここから後半戦!というイメージです。年末、年度末、期末と、区切りが多様化して、季節感や、1年間の流れを、社会においては感じづらくなったように思います。例えば、クリスマス商戦だ!忙しいというも、お中元/お歳暮の繁忙も、以前程ではない。

しかし、こと経済という点で考えると、季節感も、イベントも、沢山あったほうが良い。そこに向けて商売が活性化し、売り上げも立ちやすくなります。区切りがつくというのは、人間生活にとって、とても良いことのように思います。

 

さて、8月の話題として、当社の廃業金型を請け負い リバースエンジアリング事業について考察をしたいと思います。

世間一般でいうリバースエンジアリングは、3D-スキャナ、測定器といったものを活用し、寸法が分からない、図面がないといった部品を分析し、データ(図面)化すること、そしてそれで実際に加工して、同じものを再現することです。では、廃業金型の請負が、なんでリバースエンジアリングになるのか?ということになります。

 

まず多くの方の認識で、甘い、と思うのは、「金型さえあれば、プレスマシンを変えても、誰でも加工できる」と思っていることです。甘い認識です。

 金型というのはほとんどの場合、各社のマシンにあったように作られます。このため、当社の機械で加工できるように、調整が絶対に必要となります。金型をセッティングする時、ジグを検討したり、クランプ位置を考えたり、場合によっては金型を表裏逆にセットしたり…。そしてプレス後、その金型で作る製品が、うまく寸法が出なければ、クセを探って調整してみたり・・・。

以上のような「合わせ」の作業、私は前述の 分析→再現 の作業そのもの、と考えています。ゼロから削り出す作業ではないけれど、この点で、廃業金型の請負というのは、リバースエンジアリングと定義しても良いと思います。

 なお、世間の言葉通りの「リバースエンジニアリング」が起きることもあります。お預かりした金型は古いので、部品が老朽化により、破損することがあります。その時、金型と部品の寸法をチェックし、部品図面を描き起こし、その部品を再現します。金型に勘合すれば、再び生産が可能となります。これもまた廃業金型の請負とは、このような事もあります。

 

 

如何でしょうか? 恐らく上述のように語るより、いとも簡単に、私達金型のプロは、リバースエンジアリングを完了してしまいます。だから簡単に思われるかもしれません。しかし、それは、熟練の技術の結果であって、当たり前ではないのです。この事業の「価値」 について、御客様、皆様の理解がさらに深まることを切に願います。

2023/07/31

夏季休業の御知らせ

 

平素は大変お世話になっております。

 

さて篠原工業では、誠に勝手ながら下記の期間を夏季休業とさせていただきます。

ご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

 

休業日: 8月10日(木) 13:00  ~ 8月16日(水) まで

 

休業期間中のご連絡については、ご案内のEメールまたは当社ホームページのメールフォームよりご連絡ください。

8月17日より、随時回答させていただきます。

 

2023/06/23

6月のご挨拶 既成のルートに囚われない仕事を

当社ホームページにお越しいただいて、まことにありがとうございます。

 

今年の半分がまもなく終わろうとしております。平均的な梅雨らしい梅雨を過ごしています。雨は多くなく、かといって少なくもなく。ただし6月初旬には洪水など、各地で被害に遭われた方もいらっしゃいました。心から、お見舞いを申し上げます。

 

コロナウィルス感染の医療分類が変わって、まもなく2か月となります。今月は、東京ビッグサイトの展示「ものづくりワールド」なども見学してきました。展示の距離感などは、2019年ころとほぼ遜色のない状態になりました。またこのところ、受付が無人化したことで入場がシンプルになりました。私は人の作業を否定しないし、ある意味では効率的だとも思っていますが、あの会場は、無人でも良いように感じました。このように、既存に囚われず、変化をつけてみるというのは、事業活動においても同様に思います。

 

当社は、電子部品業界に向けて部品を作るのが、使命だと思っていましたが、長く平和が続き、いつしか自国内での生産はなくなり、外国生産が主流となりました。例えば携帯電話(スマートフォン)も海外製ばかりになりました。6月、富士通のスマホ部門も、民事再生法を適用したというニュースが流れ、とてもさみしい気持ちになりました。

基礎部品や標準的な部品も、今や何でもかんでも海外生産と言われております。少し奇妙ですが、円安になっても、日本の部品を高い、とおっしゃる方もいます。為替の効果もないほど、海外とは生産力の差がついてしまったのでしょうか。

それならば変化をつけて、少量の産業関係や、医療関係の部品を作る、あるいはメーカーとして金属製品を売るのも選択肢なのかもしれません。どの道も平坦ではありませんが、このまま留まるよりは良いと思って、いろいろな商談に取り組んでおります。良い出会いもございます。

 

この梅雨が、慈雨となって、夏を過ぎたころに、大きなひまわりのような仕事の花を咲かせてくれれば、と心から願っております。社員と共に、今日もプレス生産、フル回転です。歴史上、止まなかった雨はありません。

2023/05/17

5月のご挨拶 篠原工業の商品開発とは

 

5月となりました。

当社ホームページにご訪問いただき、御礼申し上げます。

 

GWもとうに過ぎて、この記事を書いている17日は、大変な高温で30℃を超えております。夏がすぐそこに来ている実感です。ここからは工場も熱中症に注意しなければなりません。私達、機械加工業にとっては、これから電気代も高騰すると聞いており、いかにエアコンなどの節電をしながら切り抜けるか、しかし命には代えられません。政府がしかるべき処置により調整しないと、文字通り干上がる企業が出てくるかもしれません。知恵と工夫で乗り切る方法を、一所懸命に考えております。

 

さて、タイトルのに「篠原工業の商品開発とは」ついてです。3月にメタルカードのお引き合いをいただき、大変に良い勉強をさせていただきました。その熱の冷めないうちに、銅製品で同じようなコンセプトのものが生み出せないか、社内で検討を続けております。

 

①真鍮のメダル 鉄に偽金めっきをしたメダルが一般的ですが、重みのある真鍮100%のメダルを考えました。

②真鍮の銘板  小さい銘板としては、アルミなどが安く主流ですが、自然変色の風合いの期待できる真鍮製です。

サンプルを作成してみたのですが、雰囲気はいかがでしょうか?

真鍮という素材は歴史の長さもありますが、扱いやすく、そしてきれいです。

 

 

実はこの①②は、いずれも地元の中小企業の仲間から、相談を受けて、設計製作したものです。これらは単独で成立する製品でなく、当然文字やイラストを表現することによって完成します。

看板商品のメタルカードもそうですが、薄板の商品が単に存在しても、それだけで意味を成すケースは少ないのです。ひと手間をかけることで、良い思い出の品物になったり、機械を表現する良い目印に「成る」のです。

従って当社の商品開発は、自社完結ではなく、今後も協力先との「協業」商品がコンセプト、魅力になっていくと考えます。

 

そしてなんといっても、ユーザー様の「こういうのありますか?」がアイディアのヒントとなります。製造業者に限らず、デザイナー様、広告代理店様、場合によっては個人の御客様でも、門戸を叩いて私達にお声がけください。

 

皆様との出会い、そして交流の発展を目指して、5月後半も駆け抜けます。

2023/04/27

ゴールデンウィーク休暇のお知らせ

平素は大変お世話になっております。

2023年のゴールデンウィーク休暇をお知らせします。

 

4月29日(土) ~ 5月7日(日)

 

カレンダー上の平日 5月1日、5月2日も一斉有給取得日となります。

何卒ご了承ください。

2023/04/18

4月18日 創立66周年のご報告

 

本日は、当社の創業66周年の創立記念日となります。

昼休み前に式典を執り行い、当社会長と、当方から社員に挨拶をさせていただきました。

今年の主題として、下記の話題を展開しました。

 

① 3年続いたコロナ禍からの脱却が、ようやく5月8日で達成されそうなこと。

② ロシアウクライナ紛争による食料、燃料の価格高騰(コストプッシュ・インフレ)

③ ②を乗り越えるべく、私達民間企業の価格見直しと、日々のさらなる節約、倹約

平和な時、好景気な時はこんな話題をしても、私も含め、耳に入らないと思います。しかし現在は、社員一人一人が、日々の生活の中で、それぞれにこれらの影響を感じながら生きている実感があるのでしょう。式典は静かに進みました。

 

さて、何といっても嬉しいのは、紅白饅頭です。

発注する立場でありますが、年に一度、ささやかな喜びです。紅白には本能的に御祝事と感じるDNAが日本人には有りますが、諸説(下記URL参照)ある中で、古くは平安・鎌倉時代となると、うなずけるような気がします。

Wikipedia 紅白

甘いものを食べれば、脳が休まります。今夜は家族と会社の歴史を振り返りながら御饅頭を食べて、明日からは67周年に向けての第1歩が始まります。

プレス加工、金型製作、そしてリバースエンジニアリング事業(廃業金型の請負)、二次加工。篠原工業は今春も門戸を開けて、皆様からの連絡をお待ちしております。どうぞよろしくお願いします!

 

代表取締役 篠原 謙介

 

 

2023/04/03

4月のご挨拶 メタルカードが売れました!

 

4月3日となりました。当社ホームーページをご覧いただき、いつもありがとうございます。

 

日本の大多数の方が、今日4月3日を、新年度として、1年間をスタートします。篠原工業はちょうど半期が終わり、残り半期への折り返しとなります。とはいえ、春という季節は、やはり「新しく」「スタート」「始まり」といった単語が頭に浮かびます。四季のある日本ならではの感覚でしょう。春夏秋冬という言い方も非常にバランスが良い。春は始まりなのです。

 

さて、幸先の良い報告をさせていただきます。当社の薄板金属のプレス加工技術を、皆さんに知ってもらいたいという目的で始まった「メタルカード事業」。

先月、初めて御客様からご発注をいただきました!カスタムサイズでのご要望で金型作成、プレス加工、そして印刷とオールセットで、約2000~3000枚の発注を頂戴しました。写真のように、真鍮材、アルミ材を加工しました。

(完成品は都合により公開できません!ごめんなさい。)

 

実際に実行したことで、加工の実際の課題、問題や、印刷技術の難しさもたくさん学ぶことが出来ました。新しい仕事の中で学ぶことが出来るのは、大変ありがたいことです。御客様に御礼申し上げます。また全行程を2週間でこなしてくれた社員と協力先の頑張りに、合わせて感謝申し上げます。

 

この勢いを大切に、後は本業である部品製造業の景気回復へ。

とにかく進んでいきます。変化する、2023年です。

 

金属製カード(メタルカード)販売のご案内  ・・・固定記事でご紹介しております。ご覧ください。

 

2023/03/01

金属製カード(メタルカード)販売のご案内

豊かな表現をもつ金属。赤銅、そして黄銅。

金属のカードは特別な味わい。御守りや記念品にお勧めです。

 

当社の薄板プレス加工技術を、多くの方に知っていただくという目的で、

金属製カード(メタルカード)のオーダー生産を始めました。

 

・板厚は、t0.20mm ~ 色みも鮮やかな、赤銅と黄銅(真ちゅう)の2種を基本としております。

 御客様の要望もあり、アルミ、ステンレス材も加工対応しています。

・カードサイズは、JIS規格の54x86サイズです。皆様のお財布のカード入れにぴったりです。

・枚数は100枚/ロット~ から相談にのります。材料は時価変動がございます。

 

 

 

・銅材は都度、色みも変化しやすく、繊細な素材です。その風合いを楽しんでいただく商品となります

・業者様で、メタルカードを利用してみたい方は、是非、お声がけをください。

 

さらに!本商品は、印刷加工業の仲間とタイアップし、完成品カードの販売も開始しております。

株式会社 西光美術 ホームページ 

タイアップの紹介ページは、以下となります。メタルカードを紹介いただいております。

オーダーメイドで、ご要望の印刷を施します。

おもしろいことがしたい。八王子ものづくり協業製品

 

写真のような印刷が可能です。多彩な色を載せることが出来ます。

印刷技術により、光沢感と、高級な艶消し感も演出できます。