2022/03/14
各種金属材料の高騰の影響
3月も中旬に入り、暖かくなってきました。
春が近いと、寒さに落ち込みがちだった気持ちが高揚してきます。
さて、ここ数年、当社を取り巻く環境について、以前とは全く違う情勢が続いています。
・コロナ禍による物流、生産の世界的混乱
・ロシア、ウクライナ紛争の影響
・そもそも不景気の続く日本国内の景気
これらの影響が最も出ているのが、銅、鉄、アルミなどの金属材料となります。
例えば鉄材は、以前は300円/kgで買えていたものがすでに400円~/kgとなりました。
30%も価格上昇が起きています。
その原因は、必ずしも鉱石が高いからではなく、人件費の大幅な見直しなども含まれています。
当社の御取引先様 各社には、順次、これに準じた単価改定の相談をしておりますが、
まだまだ世の中の動きに、私達がついていけない状態です。
しかし、日本のものづくりを維持していくために、どうか寛大なご理解を賜りたく、
この場を借りて、お願い申し上げます。
また、これから金属部品を使いたい!という御客様には、価格の取り決めについて
出来る限り、時価に対応できる柔軟な体制を作られることを提案します。
代表取締役 篠原 謙介