2022年6月 ご挨拶
紫陽花の花も目立つ6月、梅雨の季節となりました。
未だ続くコロナ禍ですが、屋外でマスクをしなくても良い場面について、政府見解が出ました。
そのお陰というか、休日に町を散歩していると、マスクなしで歩く親子など見かけるようになりました。
子供達は表情が見えるためか、率直に言って、とても嬉しそうに見えます。
私自身も、屋外では、以前より気持ちが楽に感じます。やはり人の「表情」は大切なのです。
世の中を見渡すと、ロシア・ウクライナ紛争、そしてコロナ禍(上海ロックダウン)等の影響で、半導体の混乱は続いています。
ただし、巻き込まれている所、いない所でばらつきが出てきているようです。
また、金属材料は、価格高騰の歯止めがかかりません。毎月、毎月、数字が更新されていきます。
投機筋が動いていることは間違いなく、実体経済はその速度についていけません。
当社の御取引先の皆様へ、すでに相談を開始しておりますが、プレス部品も値上がりしています。
銅も鉄もアルミも、企業努力ではどうしようもないところまで、価格が上昇しています。
新規開発は少ないため、既製品の材料費の値上がり分を、面倒を見てもらう感じです。
本来は古いものが役目を終えて、新しいものを、新しい価格で作れれば良いのですが。
さて、単価が上げていただいても、好景気 → 仕事が増えなければ、世の中は元気が出ません。
国内の製造業がみんなで活力を取り戻すには、「ものをつくろう」という前向きな雰囲気が必要ですね。
御客様には本当に元気になって、良い製品をつくってほしい。切に願っております。
プレス加工はもちろん、脱脂、バレル研磨、テーピング加工のお問い合わせ、お待ちしています。
業者廃業に伴う金型移管、お悩みの方、ご相談ください。
温故知新のものづくり 篠原工業です。
2022年6月吉日 代表取締役 篠原 謙介